EA自動売買の基本
- EAはMT4/MT5上で動作するプログラム
- 感情排除した規律あるトレード
- VPS必須で月2,000-5,000円のコスト
- 設定ミス・過学習EAで損失リスク大
EAの選定基準
- 3年以上の実運用実績
- プロフィットファクター1.5以上
- 最大ドローダウン20%以内
- 取引回数年100回以上(統計的有意性)
- 明確なエントリー・決済ロジック
- マーチンゲール禁止(破綻リスク)
バックテストの読み方
| 指標 | 合格基準 |
|---|---|
| プロフィットファクター | 1.5以上 |
| 勝率 | 50-60% |
| 最大ドローダウン | 20%以下 |
| リスクリワード | 1:1.5以上 |
| 連続損失 | 10回以下 |
VPS運用
24時間稼働、PC電源切でもEA継続、停電・PC故障の影響回避、低レイテンシ約定。「お名前.com」「ABLENET」「ConoHa」等が人気。月2,000-5,000円。
業者対応
| 業者 | EA対応 | 特徴 |
|---|---|---|
| OANDA Japan | ○(MT4/MT5) | 低スプレッド |
| ヒロセ通商 | ○(MT4) | キャンペーン豊富 |
| FXTF | ○(MT4) | EA禁止条項なし |
| 外為ファイネスト | ○(MT4/5) | NDD方式 |
| DMM FX | × | 独自プラットフォーム |
リスク管理
- ロット数を口座資金の0.1ロット/10万円
- 複数EAの併用でリスク分散
- 月次収支の継続監視
- ドローダウン20%超で稼働停止
- 重要指標発表時の自動停止設定
稼働中の監視
まとめ
EA自動売買は規律あるトレードを実現できますが、選定・運用ともに専門知識が必要です。市販EAの「過去最高益」表示は誇大広告の可能性大。実運用実績と保守的設定が成功のカギです。判断前に、条件とリスクを確認してください。
読み直し後に補足した視点
確認軸を分けて読む
| 確認軸 | 見るべき内容 | 判断がぶれやすい場面 |
|---|---|---|
| 時間軸 | 短期資金、数年単位の資金、老後資金を分ける | 短期の値動きで長期資金まで動かしてしまう |
| 通貨 | 円建て評価と現地通貨建て評価を分ける | 円安による評価益を実力以上に見積もる |
| コスト | 手数料、スプレッド、税金、信託報酬を合算する | 表面利回りだけを見て実質的な収益を見落とす |
| 制度 | NISA、iDeCo、特定口座、海外口座などの違いを確認する | 制度上の制約を理解しないまま資金を固定する |
読者側で追加確認したいこと
- 生活資金との距離:半年から1年以内に使う資金を同じ判断に混ぜていないか。
- 集中度:同じ材料で動く資産や通貨に偏りすぎていないか。
- 更新頻度:金利、税制、手数料、規制の変更をいつ確認するか。
- 出口条件:想定と違う展開になった時、保有を続ける条件と縮小する条件を分けているか。
シナリオ別に読み替える
| 読み替え | 確認する条件 | 取るべき姿勢 |
|---|---|---|
| 強気に読む場合 | 制度面の追い風、資金流入、金利低下、業績改善が同時に続くか | 比率が膨らみすぎないよう、定期的に配分を確認する |
| 中立に読む場合 | 良い材料と悪い材料が混在し、価格や通貨がレンジ内で動くか | 売買を急がず、手数料と税金を含めた実質成果を重視する |
| 弱気に読む場合 | 規制変更、金利上昇、円高、景気悪化、流動性低下が重なるか | 生活資金や事業資金へ影響が出る前に、縮小条件を確認する |
この三分法を使うと、記事の読み方がかなり変わります。たとえば、強気材料だけを読めば魅力的に見えるテーマでも、弱気シナリオで流動性や税金の負担を考えると、資金を置く比率は自然に抑えられます。逆に、短期的な悪材料が目立つテーマでも、制度や収益構造が改善しているなら、完全に除外する必要はないかもしれません。
まず本文の要点を確認し、次にリスク表を見直し、最後に自分の資金計画へ当てはめます。この順番を逆にすると、相場観や期待が先に立ち、必要以上に楽観または悲観へ傾きやすくなります。
最後に確認するポイント
- VPS停止でポジション放置
- 業者アップデートでEA動作不良
- マーケット急変動でストップ巻き込み
- EAパラメータ忘れで再起動時に再エントリー
- サーバーレイテンシでスリッページ