利用者数が増えても電力、人件費、保守費が上がれば利益率は伸びません。定期・定期外、新幹線・在来線を分けます。
駅ビル、ホテル、不動産は鉄道需要と連動する部分と独自の市況要因があります。運輸部門と一括りにしません。
事実と次の確認項目
| 確認項目 | 事実・状態 | 読み方 |
|---|---|---|
| 鉄道収入 | 利用者数×単価 | 定期・定期外 |
| 訪日需要 | 新幹線・駅・ホテル | 地域差確認 |
| コスト | 電力・人件費・修繕 | 利益率へ反映 |
| 不動産 | 賃貸・駅ビル・ホテル | 金利・稼働率 |
| 需給 | 取得不可 | 決算後確認 |
運賃・利用者数と費用を同じ表で見る
運賃改定は収入増要因ですが、認可・実施時期と利用者行動、物価上昇に伴う費用を確認します。
インバウンドの恩恵は路線・地域で異なります。新幹線輸送量、駅商業、ホテル稼働率を分けます。
株価が上がりやすくなる条件
材料が売上・利益・キャッシュフローへ届く状態を確認します。
- 定期外・新幹線利用が増える
- 運賃改定が想定どおり収入へ反映される
- 駅商業・ホテルの客数と単価が改善する
- 電力・人件費増を価格と効率化で吸収する
- 営業CFが安全・成長投資を賄う
買わない理由と下落条件
強気材料より先に反対材料を点検します。
- 運賃改定の効果が費用増で相殺される
- 景気悪化や災害で利用者が減る
- 電力・人件費・修繕費が増える
- 大型開発の工期遅延・建設費増
- 金利上昇で不動産価値と調達費が悪化する
- 訪日需要が一部路線に偏る
- 決算後にVWAPを割る
次の決算・開示で確認する順序
予定株数と許容損失が未指定のため最大損失は算出不可です。リアルタイム価格、板、歩み値、VWAPを取得できない段階では固定価格のエントリー条件を示しません。
| 対象 | 確認項目 | 扱い |
|---|---|---|
| 運輸 | 定期外・新幹線収入 | 数量と単価 |
| 費用 | 電力・人件費・修繕 | 利益率確認 |
| 不動産 | 賃貸・駅ビル・ホテル | 稼働・単価 |
| 投資 | 設備投資・営業CF | 安全投資含む |
| 需給 | 初値・VWAP・出来高 | 決算後判定 |
上昇・横ばい・下落の3シナリオ
| 見方 | 想定 | 確認すること |
|---|---|---|
| 上昇 | 利用増・運賃・不動産が増益 | 事業別利益 |
| 横ばい | 収入増を費用が相殺 | 営業利益率 |
| 下落 | 需要減・災害・建設費増 | 計画修正 |
根拠から分かること
運賃と訪日客だけでなく、費用と非鉄道利益を確認します。
次の決算前は【B】です。
次の決算で確認すること
- 定期外・新幹線収入
- 電力・人件費・修繕費
- 駅商業・ホテル・不動産利益
- 設備投資、CF、決算後需給
あわせて確認する記事
同じ判断を別の角度から確認するため、以下の記事もあわせて読むと、金利、物価、税金、制度の見落としを減らしやすくなります。
参考情報
3件- 株主・投資家情報 (新しいタブで開く) JR東日本
- 適時開示情報閲覧サービス (新しいタブで開く) 東京証券取引所
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