【2026年版】ステーブルコイン完全ガイド|USDT・USDC・DAIの違いと選び方

ステーブルコインを徹底解説。USDT、USDC、DAI、USDe等の特徴比較、利回り運用、リスク、日本での購入方法まで網羅。

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ステーブルコインとは

ステーブルコインは、米ドルなどの法定通貨に価値を連動(ペッグ)させた暗号資産です。ビットコインやイーサリアムのような価格変動がなく、1コイン=1ドル前後で安定しています。

2026年現在、ステーブルコイン市場の時価総額は約2,000億ドルに達し、暗号資産取引の80%以上がステーブルコイン建てで行われています。

ステーブルコインの主な用途

用途 メリット
取引の基軸通貨 価格変動を気にせず取引可能
価値の保存 暗号資産の下落時に退避
国際送金 銀行より低コスト・高速
DeFi運用 レンディングで利回り獲得
決済手段 価格安定で日常決済に利用可能

ステーブルコインの種類

1. 法定通貨担保型

発行量と同額の米ドル等を銀行に預け、裏付けとする方式です。

  • 代表例:USDT(テザー)、USDC(サークル)
  • メリット:仕組みがシンプル、信頼性が高い
  • デメリット:発行体への信頼が必要、カウンターパーティリスク

2. 暗号資産担保型

イーサリアム等の暗号資産を担保にして発行する方式です。

  • 代表例:DAI(MakerDAO)、LUSD(Liquity)
  • メリット:分散型、検閲耐性が高い
  • デメリット:担保率150%以上必要、清算リスク

3. アルゴリズム型

アルゴリズムで供給量を調整してペッグを維持する方式です。

  • 代表例:FRAX、USDe(Ethena)
  • メリット:資本効率が高い
  • デメリット:デペッグリスク(UST崩壊の教訓)

主要ステーブルコイン比較

銘柄 時価総額 種類 発行体 特徴
USDT 約1,400億ドル 法定通貨担保 Tether社 最大シェア、流動性最高
USDC 約450億ドル 法定通貨担保 Circle社 透明性高、米国規制準拠
DAI 約50億ドル 暗号資産担保 MakerDAO 分散型、検閲耐性
USDe 約60億ドル デルタニュートラル Ethena Labs 高利回り(sUSDe)
FDUSD 約30億ドル 法定通貨担保 First Digital Binance推奨

各ステーブルコインの詳細

USDT(テザー)

  • 2014年発行の最古のステーブルコイン
  • 時価総額1位、ほぼ全ての取引所で利用可能
  • 準備金の透明性に過去疑義あり
  • 主にTron、Ethereumチェーンで流通

USDC(USDコイン)

  • Circle社とCoinbaseが共同発行
  • 毎月の監査レポートを公開
  • 米国の規制に準拠、機関投資家に人気
  • 2023年SVB破綻時に一時デペッグ

DAI(ダイ)

  • MakerDAOが運営する分散型ステーブルコイン
  • ETH等を担保にスマートコントラクトで発行
  • 検閲耐性が高く、DeFiで重宝
  • DSR(DAI Savings Rate)で利回り獲得可能

USDe(Ethena)

  • ETHのデルタニュートラル戦略で裏付け
  • sUSDe(ステーキング版)で高利回り(年10-30%)
  • 2024年に急成長、革新的な設計
  • 永続的先物市場のファンディングレート依存リスク

活用方法と運用戦略

利回り獲得方法

方法 年利目安 リスク
取引所レンディング 3-8% 低(取引所リスク)
Aave/Compound 2-5% 低(スマコンリスク)
sUSDe(Ethena) 10-30% 中(プロトコルリスク)
流動性提供(LP) 5-20% 中(IL、スマコンリスク)

ドルコスト平均法での活用

  1. 給料日にステーブルコインを購入
  2. DeFiでレンディングして利回り獲得
  3. BTCやETHが下落したタイミングで購入
  4. 安定的にドルコスト平均法を実践

リスクと注意点

主なリスク

  • デペッグリスク:1ドルを維持できなくなる(UST崩壊の例)
  • カウンターパーティリスク:発行体の破綻・不正
  • 規制リスク:各国の規制強化で利用制限
  • スマートコントラクトリスク:DeFiプロトコルのバグ
  • ブラックリストリスク:USDC等は特定アドレスを凍結可能

リスク分散のポイント

  • 複数のステーブルコインに分散保有
  • 大量保有時はUSDC(透明性)とDAI(分散型)の併用
  • DeFi運用は信頼できるプロトコルのみ

2022年のUST(Terra)崩壊では、わずか数日で400億ドル以上が消失しました。アルゴリズム型は特にリスクが高いことを理解しておきましょう。

購入方法と保管

日本での購入方法

  • 国内取引所:規制上、主要ステーブルコインの取扱いは限定的
  • 海外取引所:Binance、Bybitなどで購入可能
  • DEX:Uniswap、Jupiterで他の暗号資産から交換

保管方法

  • 取引所:少額・頻繁に取引する場合
  • ソフトウェアウォレット:MetaMask、Phantom等
  • ハードウェアウォレット:大量保有時は必須

まとめ:どれを選ぶべきか

用途別おすすめ

  • 取引・送金:USDT(流動性最高)
  • 長期保有:USDC(透明性・規制準拠)
  • DeFi運用:DAI(分散型・検閲耐性)
  • 高利回り追求:USDe/sUSDe(リスク理解の上で)

ステーブルコインは暗号資産投資の必須ツールです。それぞれの特性とリスクを理解し、目的に合ったものを選択しましょう。

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